題名特になし。
P
「亜美、真美、ランクアップおめでとう。この調子で駆け上がっていこう」
真美
「うん。真美頑張るね」
亜美
「亜美も頑張るから、だからにーちゃんご褒美頂戴♪」
P
「そうだな、亜美も真美もいい子に頑張ったし、欲しいもの買ってやろう」
真美
「にーちゃんありがとう。でも真美達ね、欲しい物買って貰うより、にーちゃんの面白経験談を聞きたんだぁ」
亜美
「そうそう、いつも話してくれてたやつ、最近忙しくて聞いてないからお願い、にーちゃん」
P
「そんなもので良ければ幾らでもしてやるぞ」
亜美・真美
「やったぁ」
小鳥
「ゴホン、プロデューサーさん。今日中に仕上げないといけない書類が結構あるのに余裕ですね」
P
「小鳥さん……」
小鳥
「このまま行くと、また午前様になりますよ」
P
「ごめん、亜美、真美、ちょっと今日は立て込んでるからまた明日な」
亜美・真美
「「にーちゃんも忙しいし、ちかたないね……」」
P
「そのまま帰すのも後味悪いんで、亜美と真美に宿題を出そう」
亜美・真美
「宿題?」
P
「ああ、俺がプロデューサーになるまでいろんな職業を転々としてたってのは、
話したと思うけど、今度のは、本屋とレンタルビデオを同時経営しているお店で働いてた時の話だ」
亜美・真美
「「うんうん」」
P
「昼下がり、一人でレジ業務をしていたんだが、暇でね。そんな時に宿題に関わるお客が来た」
亜美
「どんな人なの? 男の人? 女の人?」
P
「男性だな」
真美
「歳はどのくらいの人なの?」
P
「そうだな、老けて見えたけど二十代前半だな」
亜美・真美
「「ふむふむ」」
P
「話戻すけどいいかな」
亜美・真美
「「うん。おkだよー」」
P
「そいでだ、そのお客は、文庫サイズの書籍で同じタイトルの本を3冊購入したんだ」
亜美
「同じ本を3冊? 間違いとかじゃないんだよね?」
P
「レジを打つ前に確認したから間違いじゃないよ。で、宿題と言うのが、なぜ同じタイトルの本を3冊購入したか?
できたら、その理由も考えてきて欲しいかな」
真美
「ヒントが少なすぎて、むずかしいよ、にーちゃん」
亜美
「もっとヒント、頂戴!!」
P
「それじゃ理由のヒントはみんなで楽しむ為かな」
亜美・真美
「「えー、それじゃ分かんないよう」」
P
「たまには頭使うのもいいじゃないかな。まぁ悩んでくれたまえ」
亜美
「ムカッ。こうなったら、にーちゃんをぎゃふんと言わせてやるんだから、行こう、真美」
真美
「うん」
小鳥
「亜美ちゃん、真美ちゃん、怒って行っちゃいましたけど、いいんですか?」
P
「まぁ、白熱したほうが面白いとおもいますし、いいんじゃないでしょうか」
小鳥
「そんなものですかね?」
P
「そんなもんですよ。あの……小鳥さん、相談にのって欲しいのですが……」
小鳥
「相談ですか?」
P
「はい。先ほど亜美、真美に出した問題の答えについて……」
小鳥
「え!? プロデューサーさんの経験談から問題と答えを出してるんじゃないんですか?」
P
「もちろん出してます。先に答えを言いますと……」
(解答説明中)
小鳥
「その答えはさすがに言えませんよね……」
P
「ですよね……」
小鳥
「でも、本の内容を誤魔化せば、そのまま解答になりませんか?」
P
「言われて見ればそうですね。そうしますか」
小鳥
「そうしましょう」
P
「小鳥さん、ありがとうございます」
小鳥
「いえいえ、お気にせずに、とにかく早く業務もどりましょう。午前様は避けたいので」
P
「そうですね」
次の日
亜美・真美
「にーちゃん。答えが解ったよ」
P
「お、答えを聞かせてもらおうか」
亜美
「それじゃ、答えを発表するね。まずそのお客さんは本に対してこだわりのある人だった」
真美
「そして、その人は、本を買う度に、保存用、観賞用、配布用と買い揃える人だった」
亜美
「ここまで来ると、こだわりのある人を通り越してもはや、本の伝道師」
真美
「というわけで、亜美と真美は本の伝道師説を取ります。にーちゃん、当たったかな?」
P
「んー、残念ながら不正解」
亜美
「むぅ、結構自信あったんだけどなぁ」
真美
「残念。にーちゃん答えは何かな?」
P
「答えは、テーブルトークRPGをする為でした」
亜美・真美
「「てーぶるとーくあーるぴーじー?」」
P
「簡単に言うと、紙や鉛筆、サイコロなどの道具を用いて、
会話とルールに従って遊ぶ対話型のロールプレイングゲーム(RPG)かな」
亜美・真美
「「なんか難しそうだね……」」
P
「そう身構えて考えなくても大丈夫だよ。ヒントにあったようにみんなで楽しむ為ってね。亜美と真美でも楽しめるゲームだよ」
亜美・真美
「「本当。じゃあ、今度一緒にやろう」」
P
「ああ、今度の休みの日に一緒にやろう」
亜美・真美
「「やったー♪」」
小鳥
「うふふ。仲が良いですね」
P
「そうですか?」(ニコニコ)
小鳥
「あの……テーブルトークRPGする時、私も入れてもらってもいいですか?」
亜美・真美
「「もちろんだよー。いいよね、にーちゃん?」」
P
「もちろんいいですよ」
小鳥
「ありがとうございます」
終わり
おまけ?
P
「遅くまでつき合わせてしまって、すみません」
小鳥
「気にしなくていいですよ。それよりなんとか明日使う資料できましたね。終電無くしましたけど」
P
「本当にごめんなさい」
小鳥
「気にしなくていいですよ。本当はプロデューサーさんにお願いがあって残ったんですから」
P
「お願いですか?」
小鳥
「ええ、この間亜美ちゃん達とテーブルトークRPGをやったじゃないですか。
あれに影響されてシナリオ作ったんですよね。見てもらってもいいですか?」
P
「いいですよ」
小鳥
「ありがとうございます。これがそのシナリオです」
P
「どれどれ、シナリオ名『Pと小鳥のイケナイ深夜業務』……」
小鳥
「いやー、この間のプロデューサーさんの問題の答えがとても興味深くて試したくなっちゃいました」
P
「ちょ、官能小説でテーブルトークRPGとか興味持たないでください!!」
小鳥
「GM(ゲームマスター)は、私がやりますね。あとルールブック読んでおいてくださいね。この為に作りました」
P
「ちょ、拒否権無いんですか……」
小鳥
「しょうがないなぁ、それじゃダイスを振ってください」
P
「ダイスですか?」
小鳥
「ええ、1・2・3が出たらプレイする。
4・5・6が出たらもう一度ダイスを振る」
P
「ものすごく、1択しかないです。ありがとうございます」
小鳥
「ささ、覚悟決めてください」
P
「ひーん」
終わり。
解説:これは本屋に働いてた頃に実際にお客様がフラ○ス文庫(劇画風イラスト)の本を2冊(タイトル同じ)をレジに出してきて、僕が「同じ本ですが大丈夫ですか?」と聞いた所、「テーブルトークで使うのでいいんです」返ってきた。今でも気になるテーブルトークである……。これをネタになぞなぞを出すと言うお話を考えたのですが、突貫とすぎて納得がいかんかった。今度没作品集でUPしようか迷い中。
ではでは〜ノノ
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